◆妻と駅立ち

今年になってから、妻と駅立ちしていますが、最近は場所取りの関係で始発の20分前から立っています。

昨年の市長選と比べると今年は妨害がほとんど無いので活動がものすごく楽です。妻共々、のびのびと政治活動を楽しんでいる、の図です。

◇ハーバード行政学修士が蓮田市議選候補者説明会に参加

私が県政に挑戦するにあたっての懸念は、市政から離れてしまうことで、これを多くの有権者が心配していました。ですが、ご安心ください。本日市議選候補者説明会があり、我が盟友・後援会会長の武藤康史さんが市政に挑戦すべく説明会に参加しました。

武藤さんは、ハーバード大学行政大学院卒行政学修士で、航空会社スターフライヤーの創業者です。普通に考えれば、国政の中枢にいるべき逸材で、地方政治ならば知事以下は考えられませんが、武藤さんは昨年の私の蓮田市長選立候補を取り巻く状況と次点敗退に憤慨し、県政は福田、市政は武藤で連携し、蓮田をより良くしようと意気投合しました。

◇改革と希望の火は消さない
今後は、福田の国とのパイプに、さらに強力な武藤さんの国や財界とのパイプが加わり、議員と言えども、内(市政)にあっては武藤、外(県政)にあっては福田の連携で、蓮田の改革の火を消さず蓮田を大発展させてまいります。

◆公共団体による公共緑地自然林破壊の問題点【その2】~気になる事

以前から我が街では、常に何を言っているかよりも誰が言っているかが重要視され本質的な議論がなされず矮小化されてしまうことが気なっています。黒浜緑地問題は正にその典型で、私は議員としてまた専門家として公共政策として有り得ない問題点を指摘してきましたが、市長選がらみと受け取る人がほとんどで、いまだに何が問題なのかその本質の議論がなされていないように思います。

先々週行われた住民説明会でも、地形改変に関する安全性についての①雨水流出係数と②安定解析による地盤の安定性に関する質問をしましたが、市の回答は「今後専門家に相談する」というものでした。

これは呆れて開いた口が塞がらない答弁です。なぜなら3月議会でも指摘したように、勝手に設計図を改ざんした図面で工事発注して地形改変を行っているのですから。

他人が行った工事ならともかく自分達で発注した地形改変工事なのに、その安全性についてはこれから専門家に聞くとはどういうことでしょうか、民間企業であればあり得ませんし、そもそも許可が下りません。

民間を指導すべき官がこのようなスタンスで森林は破壊し全面伐根し地形を改変して工事を中断しブルーシートをかぶせたまま4か月も放置していて、安全性はこれから考えますと言うのです。

各地で豪雨被害が起きていますが、蓮田でなくてよかったと思わざるを得ません。

蓮田市の市政に関わる方々に「公」の意識があるならば、先ずはさておき暫定的に緑化し雨水調整施設を設けるべきだと思います。その上で将来どのようにすべきかを住民協働で検討すべきです。

ですが、何を言っても事の本質に目を向けることなく相変わらず何を言ったかではなく誰が言ったかが問題になるので、流出係数の問題点や地盤の安全性の指摘をしておくしかありません。事故が起きないことを願うばかりです。

ちなみに流出係数とは、降った雨がどれくらいその地盤に吸収されずに外に流れ出るかの率です。国交省の指標では黒浜緑地のような自然林は0.2つまり降った雨の8割はその地面に吸収され2割が流出し、コンクリート等の不浸透性の材料で覆われた法面(=斜面)は1.0つまり降った雨は全て流出します。

黒浜緑地は私が議会で指摘するまでは全面コンクリートで覆う計画でしたが、今は工事中断しブルーシートで覆ったままです。ブルーシートですからコンクリートと同じく不浸透性の材料で覆われた法面です。

同じ暫定的ならばブルーシートではなく、種子散布や植生マットなどの緑化工事しておけば、今ごろはとっくに緑化され斜面も保護されていたはずです。私が市長になっていたなら、先ず真っ先にこうしたことを実行する予定でしたが、では強く言えば改善されるかと言えば、誰が言ったかが問題視されるので逆効果です。結局は災害が起きないよう祈るしかありません。