■福田への懲罰?

本日私の一般質問が終わりましたが、呆れたことに市長は私の質問に対し答えをはぐらかすばかりで答えませんでした。

市長サイドが忘れているのは、私の一般質問の時、傍聴席を満杯にした市民の目と耳です(ちなみに先輩議員の話しでは今までは傍聴人はいてもまばらにいる程度だった、こんなことは今まで無かったとのこと)。こうした市民の前で演じたはぐらかしは、市民の怒りを呼び起こし、会議後「なんだ、あの市長の答弁は、全然福田さんの質問に答えてないじゃないか」と口々に怒りを露にしていました。

何とかしのいだつもりでしょうが、その場しのぎで私の追及を逃れても議会は12月・3月・・・と永遠に続き、キチンと答えるまで私がスッポンのごとく食いつき追求することを忘れているのではないでしょうか。

ところで、私はこの日のトップバッターで朝9時からの質問開始でしたが、私の質問後突然休会になり、そのうち議会運営委員会(以下議運)に呼び出され齋藤昌司議運委員長が、下記の私の発言が問題なので謝罪して撤回しろと言うのです

①「詐欺と言う発言」
(この前段の論点=再開発事業で当初の権利者には土地を個人所有できずビルに入居しなければならないと説明して91人中89人が地区外に転出し、権利者が2人になったら土地を分配し個人所有を認めたことに対し、説明責任を求めたら市長は一切その気はないと拒否したので、再度説明すべきと質問したところ、部長からの論理的に説明が難しいとの答弁があったことに対し)
・・・論理的に難しいと言うことでした。そりゃそうでしょう。論理的には難しいですよ。説明なんか出来っこありません、そんな理屈は。論理的に説明できないからご理解くださいと言われましても私は理解できません。大半の契約後に、残った人に違う契約内容の条件でやっているわけですから。

これ、普通に普通にですよ、民間のもし、普通の業者さんがこういうことをやっていたらどういう風に言われるか恐らくこれは詐欺じゃないかと言われると思うんです。最初に言っている条件と後の方で人によって違う条件で契約を進めているわけですから、法的に問題ないかもしれませんけれど、感覚的にこれは詐欺に近いという印象を受けてしまうのが普通じゃないかと思います。

②「人もリース発言」
(普通は個々の入札で調達する校舎建設や照明装置工事などで、起債よりもリースが効果的であるとした根拠への質問に客観的根拠の説明がなかったので)本当にこのリースが効果的であるならば、全てをリースでやればいい、そして職員の皆様方、ちょっと言葉が悪いかもしれません、気に障ったら謝りますが、職員もあるいは市長さんも全部リースでいいんじゃないですか。これは悪い冗談かもしれません。ま、しかし論理的にはそうなりますよ。

これらの私の発言は、論理的に問題ないと思っているので、議会自らの言論封殺には応じるわけにはいきません。①の発言については、謝罪を強制されたら最高裁まで争う覚悟で、即時に謝罪も削除も拒否しました。

②の発言も、論理的にはなんら問題ないと思っていますので、何が問題なのかを問うと、齋藤昌司議運委員長から、人をリースすると言う発言は人を物扱いしているから撤回すべきだとの事、発言内容を文脈で理解していればこういう発想にはるはずがなく、正に単語に反応しているわけなので、齋藤昌司議運委員長の主張は受け入れるわけには行きませんが、私は「私は気に障ったら謝りますが、と言っているので、気に障ったというのであれば謝って撤回します」と申しいれたところで退席を命じられました。

程なくして、議会を再開するからその際、謝罪せよとのこと、周りの人からは余計なことは言わずに只謝れと言われましたが、それでは圧力に屈したことになり真意が伝わらないので、再開後の議場において次のように発言しました。

「私のリースに関する発言において謝罪要求がありました、発言の際私は気に障ったら謝りますと申し上げており、気に障ったとのご指摘を受けましたので謝罪します、そして当該部分を議事録から削除していただくようお願い申し上げます」

さて、これでようやく議会が再開されることになりましたが、これだけで午前中の会議が全て停止し、2番手の一般質問は午後からとなってしまい、結局議会が終了したのは20時頃でした。

これ、何時間も議会をストップさせるような事案ですかねえ、私は自ら、「気に障ったら謝ります」と言っており、気に障ったと言われたので謝ったのですが、議会で見解の相違があるからと答弁を拒否した市長の発言は問題視しない議会っていったい何なんだろうと思った次第。

PS:本記事は9/19私の一般質疑当日に書いたものです。

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