◆議員最後の仕事

本日、議会だより編集会議がありました。議会だよりは各議員が自己責任で自分の発言部分について執筆します。先にお知らせしたように、毎議会毎にK議員が私に関して議事録と異なる記述をするため、監視する必要がありました。

案の定、私に関して今回も議事録と異なる記述をしていましたが、私が指摘する前に他の議員達が気付いて訂正の指摘をし、全員が同意し、議長も本日の修正指摘で再編集すると宣言したので、私からは特に意見は出しませんでした。

当然とはいえ、これには少し驚きました、以前は議事録の要約版というべき議会だよりに議事録と異なる記述は有り得ないだろうと指摘しても、受け入れようとしない議員が少なからずいたからです。

先にお知らせしたように、本来ならば市長選出馬記者会見の時、議員辞職を予定していたものの、このような議事録に無い内容を議会だよりに書く議員がいるため、議会だより編集会議までは議員の職務を全うする旨記者さんたちには公表しておりましたので、本日の議会だより編集会議終了と同時に議員辞職願を議長に提出しました。

◆一般質問:緑地破壊問題追及

昨日の私の一般質問の結果が実名入りで新聞報道されました。私の質問に執行部は何一つまともに回答できませんでしたので、市長に問いただしたところ、報道の通り、私の主張を全面的に受け入れ、これを3回繰り返し確認しましたので、隠し玉の市長サイドにとって致命傷となる爆弾質問は、わが市の恥となる事なので止めました。

また私の一般質問では、傍聴席が満席となり、議場の外にも入れない人がいたようですが、昨日議場を見渡した限りほとんど知らない方ばかりでした。

今日聞いたところではさらに市役所1階ロビーの議場モニターの前にも人だかりで立ち見が出ていたとのこと。私の一般質問は回を追うごとに傍聴人が増えてきましたが、コロナ禍にもかかわらずこれほどとは思ってもみませんでした。責任重大です。

□悪徳業者も真っ青!信じがたい行政のトンデモ工事

事の初めは、私の議会報告をFBやブログに公表した翌日の住民からの、「樹林地が市によって破壊されている」との切実な訴えでした。現場に駆け付けると区画整理で保全された現況斜面の樹林地が写真のように市によって完全に破壊・伐根され人工法面に成形されていました。
 
そしてその翌日には、また別の方からも他の議員に訴えても埒が明かないから福田さん何とか請願提出に協力してほしいとのメールが届きました。
 
確かに建設経済委員会では、私もこの予算を通してしまっていましたが、まさかここまでとは思ってもいませんでした。「倒木の危険があるので」と聞いていたので、緑地の一部の老木を伐採し擁壁で整備するのだろうと思い込んでいました。
 
まさか樹林全部を伐採・除根し、人工法面にしてコンクリートを吹き付けるとは誰が想像できるでしょうか。土の法面にコンクリートを吹き付けるのが安全のためというなら、高速道路の法面に何故コンクリート吹付が無いのでしょうか。
 
市の担当者に、全面伐開し造成法面にした理由を聞くと、「管理し易いからです」としれっと言うので、絶句してしまいました。管理し易いからというならば、保育園児も檻に入れるとでも言うのでしょうか。
 
そうしたこと以前に、何百年・何千年・何万年の悠久の時を経て安定していることが実証されている斜面樹林地であることと、これが土地区画整理事業で保全されていることを理解できない市のメンタリティには重大な疑問が沸きます。この土地区画整理事業は「健全な市街地の整備を目的とする」市の施行なんですよ!
 
既に破壊されてしまった樹林は、元には戻りませんが、こんな前代未聞の工事は即刻中止すべきです!
 
ですが、工事の見直しを求める要望書を住民が提出しようとしても市長は急に都合がつかなくなったと面会を拒否し、秘書課も受け取らなかったので、やむなく住民は郵送したとのこと。
 
別の住民からの請願は、会派同僚議員や別会派の議員の協力で紹介議員となり議会に提出できましたが、これが議会で承認されるかは確信が持てないので、私は紹介議員にならずに賛成討論する予定です。
 
またそれに先立ち、一般質問でも私の街づくりのプロとしての専門知識と経験を駆使し厳しく追及します。なにしろ本件は以下の重大な疑義があります。

①   
国を欺いての交付金搾取の疑義
本工事は社会資本整備総合交付金を受けていますが、国交省社会資本整備総合交付金等総合調整室に確認したところ、交付金申請調書の「円滑な事業執行の環境(事業熟度、住民等の合意形成を踏まえた事業実施の確実性)」の項に○がついていることは、住民説明会を行って住民の同意を得ていると認識しているとのこと。ですが、市は住民説明会を行っていませんでした。つまり、国を欺いての交付金搾取の疑惑が出てきます。
 

②   
各種法令違反疑惑
公共団体施行の土地区画整理事業で保全された現況樹林地を、施行者である市が破壊してしまうことは、土地区画整理法、都市緑地法、森林法、都市計画法、環境影響評価法、等に抵触もしくは法の趣旨に反する疑惑が濃厚です。これ、一つや二つの法令違反疑惑じゃないんです!
 

③   
都市整備の常識に反する疑惑
破壊された斜面樹林地は、土地区画整理事業の事業計画書では、れっきとした公共用地の緑地です。つまり宅地ではない!その斜面樹林地が悪徳業者でもあるまいに、公共の手によって破壊・造成されること自体、普通考えられません!
 
そもそも、悠久の時を経て安定している斜面樹林地を伐開し人工法面に造成することは斜面の安定性を弱めるので、いかなる計算値をもってしても、悠久の時を経て安定性が証明されている現況斜面より安全であることの合理的な説明はつきません。
 
更には、コンクリートで覆うので、雨水の流出が強まります。ですが、増加した雨量を下流の側溝が呑めるように設計しているようには見えません。
 
そもそも、住宅地造成において土を造成した法面にコンクリートを吹き付ける工法自体、緑化が推進される現代においてあり得ない工法です。
 

◇12月議会報告

年明けから市内全域に新聞折込とポスティングのダブル配布している12月議会報告です。新春企画として、コラム/私の履歴書を設け、第一回目の学歴編の経済的理由で大学進学できなかった私が大学をパスして大学院に進学した特異な学歴は読み物としても面白いと思います。