水道工事の入札結果2件についての報告がありました。2件とも約1億3千万円の大型入札です。
入札参加資格要件を質問したところ、両案件とも談合が起きにくいと言われている「さいたま市」の業者を入れていました。昨年さんざん「何故さいたま市を入れないのか」と質問し、執行部は明確な回答を拒否し続けてきましたが、今回はついにさいたま市を入れていました。結果は落札率88.4%と79.6%ですから、従来のさいたま市を入れない場合の高止まり傾向とは明らかに違います。
「この結果をどう見るのか、そら見たことか」と言いたいところでしたが、それよりも、「過ちを改めるに遅すぎることなかれ」です。
頑なにさいたま市を入れることを拒んできたのに、福田にネチネチやられたので根を上げたのか、真摯に反省したのかは定かではありませんが、さいたま市を入れてきたことは、嬉しい誤算でした。
3月の私の議会報告にも書きましたが、リースが姿を消したように、たとえ20分の1に過ぎない議員であっても、市政を変える(=正す)ことはできると今度も実感した次第です。