◆差し入れ


今日も駅立ちしていたら、20代くらいの青年がぼそっと応援してますと、はにかみながらポカリスエットを差し出してくれました。
炎天下というのもあって格別うまいポカリでした。

◆駅立ち再開

6月議会報告を明日の新聞折込にて配布しますが、それに先立ち本日駅立ちにて街頭配布しました。市議になって以来毎回感じるのは、以前のただの候補者と違って、皆様からの「応援してますよ」の反応がある事です。やはり市議になっていてよかったと思う瞬間です。

来年の市長選のことかとは思いますが、「次も出ますよね」とよく言われます。どういう意味かはともかくも、皆様に気にかけていただいていることはありがたい限りです。

最近の駅立ちで思うのは、今回もまた若い方からビラを受け取っていただけることの嬉しさです。市議になる前はほとんどが年配の方で、時々若い方から「応援してます」と言われたものですが、その傾向が時を経るほどに強くなってきているのは、嬉しいと同時に、コロナ禍でこれと言った活動を自粛してきたので不思議です。

以前ある方から聞いたのは、市長選の時に駅のホームに向かっての私の演説を学生が聞いていて、親や祖父母にその感動を伝えているとの話ですが、有難くも嬉しい反面、それは特殊例だろうと思うので、やはり不思議です。

ちなみに、用意したビラは7時から駅立ちして1時間もしないうちにすべて配布してしまったのと、8時になると極端に人通りが少なくなったので終わりにしました。明日は台風なのでお休みし、明後日はビラの数を増やし6時半からやろうかと思っています。

少し気になるのは、以前は駅頭の演説をすると場所取りの動員などでの妨害があり、やむなく下り線ホームの裏側から演説する羽目になったことです。ですが、今はまだ演説はしていないので、こうしたことは杞憂でしょう。

本日これにて。

◆市民は見ていた

昨日、ポスター張りをしていたら、通りすがりの青年から「あの議長は酷いですね~、あんな妨害には負けないで頑張ってください!」と声をかけられました。通行人からの声援はとても励みになりましたが、こんな若い人が議会中継を見ていたことには驚きました。 

彼が怒りをあらわにして私を応援していると言ったのは、この議会での私の一般質問において再質問にも関わらず議長が通告外だとして質問を中断させたことを、インターネット中継で見ていたからとのこと(一問一答での再質問をいったいどうやって通告できると言うのか、できるとしたらシナリオ通りの出来レースということです)。

蓮田市議会では、議長に限らず議員からも私への攻撃がエスカレートしており、一定水準の社会人経験があれば、この様子を見ているだけで、論理矛盾や社会常識に照らしておかしさに気付くはずです。

なので、ちゃんと市民は見ていて、おかしなことはおかしいと感じているのだなあと、思いを新たにした次第です。

◆転換期

経産省がついに、再生可能エネルギーの発電コストが原発を下回り、最も安いことを認めました。国は相変わらず原発推進ではありますが、潮目が変わったのかもしれません。だとすれば、2021年7月12日は後世で着目される日になるでしょう。

このまま原子力村に忖度していては、世界に取り残されることは間違いなく、原発擁護はもう限界に近付いていると言うことなのでしょう。コロナ禍に隠れてとりたてて大きなニュースにはなっていませんが・・・。

かつては、国の後押しもあってシャープが太陽光発電では世界をリードしていましたが、その後の政府の無策によって今や見る影もありません。資源のない日本において、これは取り返しがつかない失政です。

10数年前、大学院で再生可能エネルギー関連の研究を始めた時、国は廃炉費用など含めたLCCを計算から除外して原発コストを5.9円/kwとしていたことにあきれ果て、ブログ等で国の無策を訴えてきましたが、ようやく軌道修正してきたかと思います。

国の軌道修正で、頑固な保守層も軌道修正することを願うばかりです。例えばこの6月議会では、市民団体から「再生可能エネルギー電力の割合を高めるよう国への意見書提出を求める請願」が出されましたが、趣旨採択として否決されました。

さらには、本会議での私の賛成討論の最中には反対議員からヤジが飛ぶ始末です。彼らは請願の紹介議員が気にくわないからと反対しているように見えなくもありません、とまれその様子を多くの市民が見ていることも、請願に反対することの論拠が希薄なことも気付いていないのかもしれませんが、「それでも地球は動いている」ようにそれでも原発は過去の遺物になりつつあると思います。

https://mainichi.jp/articles/20210712/k00/00m/020/032000c

<引用開始>

原発の発電コスト上昇、太陽光などより高く コスト優位性揺らぐ

毎日新聞 2021/7/12 09:56(最終更新 7/12 22:16)

 経済産業省は12日、原子力や火力、太陽光などの発電コストについて2030年時点の試算を有識者委員会に示した。最も安い電源が原発から事業用太陽光に代わった。原発は東京電力福島第1原発事故を踏まえた安全対策費の増加などを反映して、前回15年の試算より1割程度上昇。1キロワット時あたり「11円台後半以上」となり、政府や電力業界が訴えてきたコスト面の優位性は揺らぐことになる。

 この試算は、近くまとめる予定のエネルギー政策の中長期方針「エネルギー基本計画」などの前提となる。政府は原発には出力が安定し、温室効果ガスを発電時に排出しない利点があるとして引き続き活用する方針だが、試算結果は議論を呼びそうだ。

 原発の発電コストを巡っては、04年には他の電源に比べて圧倒的に安い「5・9円」と試算しており、原発を推進する根拠の一つにしていた。しかし、福島原発事故後の11年には、事故の賠償や除染費用などもコストに算入して、上限を示さない「8・9円以上」に増額。15年も安全対策費などの増加を踏まえて「10・3円以上」としていたため、6年ぶりとなる今回の試算に注目が集まっていた。

 一方、50年の温室効果ガス排出実質ゼロに向け、政府が拡大する方針の再生可能エネルギーは、軒並みコストが低下した。事業用太陽光は1キロワット時あたり「8円台前半~11円台後半」となり、全電源の中で最も安くなった。大規模な再エネ電源として期待される洋上風力は「26円台前半」となった。

 化石燃料を使う電源では、石炭火力が「13円台後半~22円台前半」、液化天然ガス(LNG)火力が「10円台後半~14円台前半」だった。

 いずれも30年時点で発電施設を新設した場合を想定した試算。発電量が一定ではない電源が増えた場合に変動を送電網全体で吸収するための負担や、発電時に生じた二酸化炭素を取り出して貯留する新技術導入のコストなどは試算に含まれていない。【岡大介】

<引用終わり>

◆最先端を行く我が街の都市政策?

我が街蓮田の政策やその優先順位には、首を傾げることが多く、それを正すべく市議になりました。市議になるまでは同業協会の街づくりセミナーの講師も務めその講義の中で、やってはいけない都市計画や街づくり計画の事例として、蓮田市の事例をとりあげたほどで、バカげた事例には事欠かない我が市の都市政策です。

ですが、その一方で総合振興計画の土地利用構想図やそれと連動した都市計画法34条12号の区域指定などは、かなり高度な都市経営センスと知識を要するもので、並みのコンサルでは考えつかないものです。このギャップは一体どこから来るのか不思議でした。

いったい誰がこのように高度な深慮遠謀を持っていたのかを職員に聞いても、何のことか分からないといった様子なので、謎は深まるばかり。

事の良し悪しは置いといて、例えば都市計画決定した既定の再開発の事業区域を都市計画変更(しかも中抜きで)するなど、都市計画のプロであれば想像することすらできないような計画技術的には超ウルトラCをやってのけるなど、我が街の都市政策はダメな事例と最先端を行く事例が共にあり、このギャップが実に不思議です。

◆再独学

20年ほど前、独学で経済学を勉強しました。きっかけは経済波及効果を計算できるまちづくりコンサルタントになりたかったからです。経済学を学んだ方なら当たり前の知識なんでしょうが、ハウツウー的興味で産業連関表の使い方から始まり、基礎的素養として3面等価の原則はじめ基礎学力に及び、その中で貨幣理論に興味を持ち、信用創造や預金準備率について学びました。

当時もMMTなる言葉はあったのでしょうが、これに接したのは14年位前だったと思います。大学院で低炭素地域づくりを研究しだしたころ、元国連職員の准教授から会話の中でしれっと、政府の経済対策なんてお金を印刷すりゃいいんだよね、と言われたことがきっかけでMMTについて勉強し始めました。

勉強と言えばカッコ良いのですが、しょせん独学ですからハウツー本やネットの知識故、とりあえず知る程度ですし、本業の研究の合間の息抜き程度なので、なんとなく分かったような気になったところでオシマイでした。

それから10数年たった今、来年の市長選に備え仕事もすべてやめたらチョイとものを考える余裕が生まれました。まあ、考えること自体は当然常に行っているのですが、差し迫った問題以外に系統立ててお勉強すると言う意味です。

これも脈絡のない話なんですが、愚息が「オヤジが若いころ読んで感動した本は何?」と聞くので①魯迅の「阿Q正伝」、②夢野久作の「ドグラマグラ」、③リチャード・バックの「カモメのジョナサン」と答えると、①と②は愚息も読んだらしく、③は知らないと言うので説明しようとしたところ、「感動」した記憶だけでストーリーがほとんど思い出せませんでした。

というわけで、ネットで取り寄せる作業をしていたらたまたま「MMT理論の解説本」が目に留まりついでに購入した次第。

ちなみに「カモメのジョナサン」はどうやら続編が追加されているようで、訳者も記憶にあった村上龍ではなく五木寛之でしたが、読むほどに、そうそうこれだよと記憶がよみがえりアッと言う間に読み終え、若いころの感動がよみがえりました。

その勢いで「MMT解説」を読み始めたのですが、これがグイグイ引き込まれる内容なので、時折頭を休めて知識を再整理しながらも読み進んでいます。

この10数年間気になりつつ、復習が出来なかった貨幣理論の基礎から復習していますが、気になっていたことが下地になっているからでしょうか、書名は、MMT理論に偏見があるので敢えて明かしませんが、とても分かりやすく乾いた砂に水がしみこむように頭に入ってきます。

まあ、銀行を持てるくらいの政令都市ならともかく、こんな知識あっても無くても地方自治にはほとんど関係ないとは思いますが・・・。