◆正直者がバカをみなくなる?


「正直者は馬鹿をみる」は世の真実であるとは思いますが、SNSの広がりとともに正直者がバカを見る度合いは減ってきていると思います。 ここ数日拙FBに書いた蓮田スマートインターチェンジ問題がその良い例です。

10年前私がTV報道「噂の東京マガジン」でこの問題を訴えたときは、同じ蓮田市内の市民の間でも自分には無関係と関心が薄く、ちょっと考えれば直ぐにウソと分かる噂で話が矮小化され、住民運動に身を投じたことが、あたかもプロ市民のごとく言われてきました。

それ故、この件は悪い夢を見たのだと自分に言い聞かせ封印していたのですが、何を思ったのか市長が全く関係ない私の質問に対する答弁で、滔々と「噂の東京マガジン」について語りだし、遠くを見るように「今でもこのビデオを見返している。激しい反対運動があったが実現した。」とあたかも困難を乗り越えやり遂げたかのような言い方をしたのでした。

そこで必死で当時のビデオを探し出し見直したところ、私自身が住宅地にわざわざ道路を新設して迄高速道路利用車両を引き込む危険性を指摘し、現に出口が県道に接続しているのだから、それを利用すべきと提案していることを確認し思い出した次第。

このことをビラに書いて配布すれば、かつてのようにあたかも反動分子のごとき扱いを受けることを覚悟の上で議会報告ビラにしたため、配布したところ予想外の反応があり、市民団体や自治会長さん達からから、こんなことだったのかもっと具体的に知りたいとの問い合わせが続いています。


今日も、私のポスターを掲示していただいている方から、近所の方から今回のビラを読んでスマートの問題点がやっと分かった、今まで福田さんを誤解していたと言う人が凄く多いのでもっとビラが欲しいと言われ、再び増刷した次第です。
私は、スマートインターチェンジ問題に関する限り我が街の民度には諦めを抱いていて、全ては自己満足として何も期待せずに事実をを淡々と知らしめていこうと思っていましたので、これは予想だにしなかった反響です。


甘いかもしれませんが、正直者がバカを見るとは限らないと思い始めています。愚息曰く、そうなってきたのはSNSの広まりで嘘が通りにくくなったからではないかと。なるほどツイッターやFBは10年以上前からありましたが、ベース人口がけた違いに増えているような気がします。


見る目が増えれば、嘘は見破られると言う事なのでしょう。この点は、時代が進むほどに世の中良い方向に進んでいるように思った次第。ただし実際の社会構造ははそうとも言えないようではありますが・・・

https://www.youtube.com/watch?v=jQoUhVz9Wvc

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