◆見えているのに・・・

厚労省は何をやってるんだ!と怒る前に、官僚始め公務員の人員増強を考えなればただのウップン晴らしに過ぎないでしょう。こうした単純に国や公務員への不満をぶつけることは、文句を言っている国民に返ってくる、イヤ既に返ってきていると思います。

少し前「内閣コロナ室で月300時間超残業」が問題となりましたが、相対的に仕事量が多過ぎる状況を解決しないで残業を減らせと言っても無理でしょう。人員融通での業務量の調整を首相は命じましたが、おそらくどこの省庁もそんな余裕などあるはずもありません。

なにしろ我が国の公務員数は、諸外国に比べて圧倒的に少ないのに、人員削減ばかり行った結果のしわ寄せが明白に起きていると思います。人員を減らしても仕事量は減らないから相対的に激務にならざるを得ない状況で、いくら尻を叩いてもこなす仕事量には限度があります。

限度を超えれば、いくら頑張っても謝っても結果は出ず、そのツケはユーザーつまり国民に返ってきます。

コロナ禍で、いったい政府はこの一年何をやってたんだと思いますが、その手足となる官僚をはじめとする国・地方の公務員はただでさえ人員不足なのにコロナ対策と言う未曽有の事態に対処するなんて不可能な事は、自分に置き換えてみればわかると思うのですが・・・。

公務員の人員不足と言う重箱のど真ん中てんこ盛りの事実やその結果の無策も、皆見えているはずなのに、その根本的解決を考えず重箱の隅ばかり見ての批判の嵐では、先が知れているのではないでしょうか。

私は医療の専門家ではないので、コロナ禍に対する様々な対策についてどうこう言うことはできませんが、どうこう言っているばかりで、どうこう出来る体制創りを全く考えない世の風潮には警鐘を鳴らすべきだと思い、ここに書いた次第。

具体的コロナ対策は専門家にお任せするとして、例えば早急に退職者の再雇用を進めるなどして、専門家を含め対策を担う公務員不足を解消する方策を先ず考えるべきです。

https://www.news24.jp/articles/2021/04/30/04864957.html