◆議会へTV会議を提案します

コロナ危機対策の国の交付金を受けるためには、地方議会は5月には臨時議会を開く必要がありそうですが、感染拡大が収まるとは思えないので、全議員と行政幹部職員を集めるのは、無理があります。

とは言え議会は開かなければ議決できません。ならばTV会議によって議会もテレワークにすれば良いわけですが、そんなシステムはわが市には無いので、どうしたものかと今週はいろいろなTV会議システムを留守宅とで実験して、本日は仕事でも外部組織の方とそのTV会議システムで会議をしてみました。

普通TV会議システムは社内専用なのですが今般のコロナ危機では否応なく社外とのTV会議が必要になったので、汎用性の高いZoomとGoogleハングアウトmeetを使ってみたのですが、これはもう圧倒的にGoogleが使いやすくてたまげました。

ネットに疎い職場の年配者や愚妻も難なく参加できましたので今回のコロナ危機で、同一組織内ばかりではなく、他組織とのTV会議の需要が高まるとあっという間に広まりそうです。

今も留守宅の家族とTV会議を楽しんだところで、ホントに何の設備も知識もいらず明日にも地方議会に取り入れることができると確認できたので、蓮田議会に提案をするつもりですが、ここで問題があります。

蓮田市議会会議規則の第1条に議員は議事堂に参集することとされているからです。緊急事態故そこは解釈で無理に参集しなくとも議会を成立させることは不可能ではないと思いますが、非常事態であればあるほど、平時の考えや習慣を厳格に適用する人が必ずいます。

まして我が街では、この非常事態の最中任意の会議に議員と市幹部職員全員を集めるトンチンカンぶりなので、何が重要なのか分っている人がどれだけいるのやら。

ならばと通常通りに議会に議員提案として議会会議規則の改正案を出した場合にも反対されそうです。普通に考えれば、議会のBCP確立は急務なので、反対など出来ようはずがありませんが、何を言っているかより誰が言っているのかが重要な人は反対するでしょう。

従来は以上のことが危惧されるのですが、このところ市民意識は急激に高まってきているので、旧態依然としたこうした動きには、市民が目を光らせ必ずしも提案はつぶされないかもしれません。ま、そんな事を心配するよりも、先ずは提案を早速していくことにしました。

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