<引用開始>
中国の無人月探査機打ち上げ 月の裏側への着陸目指す
<引用終わり>
中国からの出稼ぎ労働者を見ているとなんとなく、まだ日本が優位に立っていると思っている人が多いようですが、ある日気付いたら中国は独自の経済圏域を完成させ、アメリカ盲従の日本は完全に取り残されていた・・・なんていう光景が目に浮かんでしまいます。
実際、中国に行くと社会の歪というか、両足の無い物乞いが繁華街をズリズリと這っていたり、汚水が垂れ流しだったり、ビバリーヒルズを思わせる高級住宅地のチョイ先の団地では地面に直に野菜を並べて売っていたり、風向きによっては呼吸が出来ないほどの煤煙が蔓延したりしています。
こうした先進国が当然に社会全体で対策している負担を後回しにして、かつての日本の戦後復興のように貪欲に経済優先で結果のみを求めた結果なので、いづれ国民一人ひとりが豊かになってきたら、人件費も上がり負うべき社会の負担も重荷となって中国経済も失速するだろうとの思いと期待(?)があるようですが、かの国には島国根性がなく超大国をこれまで維持してきた実績と1億人に一人の人材が日本の12倍もいるのですから、自分達(日本)がそうだったからと、同じように中国も失速するとは限らないでしょう。
残念なのは、こうした状況が見え隠れするのに、現下の日本には天下国家を本気で考えている人は極稀なことです。何処まで行っても島国根性の延長で、身近な個人的体験や感情から中国を嫌い、その感情がバイアスとなって、こうあるべきとの思いとこうだという現実を混同し、日本スゴイ!と自画自賛していても、量では既に中国に負け、いづれ質でも負けてしまうでしょう。