◆安田純平氏批判への違和感

安田純平氏が政府の渡航禁止を批判して勝手に紛争地帯に行って拉致されたことを指し、自己責任とかで批判されていますが、なんと言うかまあ味噌もクソも一緒の話だと思います。何故なら・・・

第1に、彼は戦場ジャーナリストです。我々が知りたい戦場の実態を取材するために政府の制止を振り切って紛争地帯に行ったわけで、物見遊山で行ったのではありません。NPOとかNGOを標榜する素人が勝手に紛争地帯に入り拉致され、身内が何故日本政府は助けないのかと高飛車に文句を言った事案とは全然前提が違い、味噌もクソも一緒になっています。

第2に、安田純平氏は自己責任で行って自己責任で帰ってきているように思います。ネットで流布された動画では確かに助けてくれとは言っていますが、言わされた感が強く、暗号で(要求を)6446無視しろと伝えているとのこと。何より泣き叫んで懇願している様子もなく毅然としていたのが印象的です。

但しこの辺は正確な情報が判然としないのであくまで私の主観です。安田純平氏が助けてくれといっていたことを額面通り厳格に受け止めるならば、そもそもウマルなる韓国人としての訴えであり安田純平としてではないし、日本政府は身代金要求には一切応じなかったという話も額面通り受け取らなければおかしい。とすれば、安田純平氏が助けてくれと言ったことは日本政府にも我々日本人にも何ら関わりが無く、単に多くの日本人が関心を示しただけと言うことなので、自己責任云々で彼を批判するのはお門違いもいいとこでしょう。

要するに、安田純平氏が勝手に危険地帯に渡航し取材し、勝手にゲリラに捕まり、勝手に釈放されてきたわけで、これといって日本政府の手を煩わせたわけでも迷惑をかけたわけでもないので、まさに自己責任で完結していることを、何故こうも批判されるのか、ヘンな話と思った次第。

そして、日本人の情報源は彼の取材以外に無い上、同胞である日本人が特段の迷惑も損もこうむってもいないのに彼をバッシングする様は、外から見れば異様に見えるのではないでしょうか。

これは安田純平氏にとっても、批判する人々即ち日本人にとっても不利益しかかもたらさず実に不幸なことです。

日本政府は、こうした拉致に身代金を払わないと言明していますので、今後もその方針を守り、渡航禁止区域に行くならば自己責任として関知しないことを改めて言明すればよいだけのように思います。

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