■生活保護を目の敵にする愚

 

 

よく年金より給付額が高いからと生活保護を目の敵にする方がいますが見当違いでしょう。

 

40年間、毎月まじめに年金の支払いをした自営業者の年金給付額が月額6万5千円。一方年金の支払いをしなかった人の生活保護が月額17万円、と聞けば怒る気持ちも分からなくも無いのですが、全く別の話です。

 

怒るなら、生活保護が高いと怒るのではなく、年金が安すぎることを怒るべきでしょう。何しろ何十年と老後のために年金を強制的に支払わされてきたのに、憲法で保障された最低限度の生活のための生活保護より安いのですから、怒る方向が違います。

 

そもそも生活保護の金額を下げたり打ち切ったからとて、それで年金生活がよくなるわけではありません。

 

年金と言う名のペテンを国家がやっているのに、ペテン師にやっかみ心を操られて、怒りの矛先をより弱いものに向けているに過ぎません。いい加減乗せられてることに気づくべきです。

 

繰り返します。

生活保護が年金より高いと文句を言っても自分の生活は何もよくなりません。言うべきは自分の生活をよくしろ!なのです。

■カメラを止めるな

少し前の話ですが、愚息に誘われ「カメラを止めるな」を観てきました。予算300万円じゃアイデア勝負のインディーズものでチープな映像だろうから別に劇場で見なくたってレンタルDVDでいいんじゃないかと思いつつ、しぶしぶ付き合ったのですが、これ、評判通りと言うかそれ以上でした。

監督に敬意を表して内容は言えませんがこれほど面白い映画は何十年ぶりでしょうか。オモシロイは「興味深い」の意味だと思っていましたが「面白い」の意味でしたね、いやとにかく面白い!

予算300万円ということで、映像技術はチープなものを想像していましたが、とんでもない!フツーの劇場映画の映像と音楽のクオリティに先ず驚き最初から見入ってしまいました。虚実使い分けた役者の演技もリアルで、こちらも感心しました。

正直、どう考えてもこのクオリティで予算300万円はあり得ない、丸が1・2個足りないだろうと思いましたが、もしそれが宣伝のためのフカシだとしたら、それも製作テクニックの一つとして組み込まれたものかと感心するし、本当だったらさらに驚きます。

まあ、だまされたと思ってご覧くださいな、必見の価値アリです。恐らく、世界中の映画監督の皆さんは、ヤラレタと思ったでしょう。

ところで、私が市長を目指したのも、こういう驚きを世に発信したかったからです。支援者の方からは、有権者には理解困難だから余り言うなといわれていた自治体による実質的減税や低炭素自立都市を実現し、世界中の首長や政府関係者にヤラレタ!と思わせたかったのでした。